甲南大学パワハラの記録⑦-2008年のパワハラ再発防止の約束はまったく守られず
准教授の内定をもらった途端から同僚だった非常勤講師へのハラスメントが開始。複数の非常勤講師が何度も大学側に報告したものの、K教授の「おれの指示に従わないと、今後授業はもらえないと思え」、「あんたの授業に対して学生からクレームがあったから(後ででっち上げと判明)、来年から担当授業を減らす」というパワハラ発言はその後も続いた。
大学側との話し合いは無駄だと思い、複数の非常勤講師が2007年非常勤講師組合に助けを求めた。
しかし、2008年非常勤講師組合と甲南大学側が合意した4項目は、2023年現在まで全く守られていなかった!
① 非常勤講師との話し合いの席には可能な限り第三者に同席してもらうこと⇒担当者会議に、大学側の方が同席しているが、K教授が非常勤講師を理不尽な理由で叱責しても誰も止めに入ろうとしない。同席する意味がない。
② 「減ゴマ・雇止め」もしくは「減ゴマ・雇止めを連想させる表現」(例えば「一緒に仕事できない」といった表現)を不用意に用いないこと⇒担当者会議にやむを得ない事情で欠席せざるを得なかった非常勤講師に「どんな事情であれ、会議に欠席した者には僕なりの措置を取るしかない」と解雇を匂わせる。全く変わっていない。
③ 減ゴマや雇止めを非常勤講師にお願いしなければならない事態に至った場合には、教授会に諮り、非常勤講師にその理由を充分伝えた上で了解を求め、処理を進めること⇒教授会に諮られたことは一度もない。先にK教授が非常勤講師に直接電話をかけてくる。非常勤講師は受け入れるしかない。その後、K教授が事務室に連絡し、事務室から非常勤講師にメールが来る。
④ 専任教員(K教授)は非常勤講師に文書で謝罪すること⇒K教授からの謝罪は何の意味もない。この合意が成された2008年以降もK教授によるパワハラ行為は止むことがなかった。逆に、2008~2016の間、パワハラ行為は更にエスケレートしている。K教授は勿論のこと、それを野放しにしている甲南大学の管理責任は厳しく問われるべきだ。